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【メッキ技能士直伝】無電解ニッケルメッキの原理から用途などまで解説
無電解ニッケルメッキは、化学的な還元反応を利用して金属ニッケルを析出させるメッキ技術です。電気メッキとは異なり、電流を使用しないため、複雑な形状の物体にも均一なメッキ膜を形成することができます。
2024年3月8日読了時間: 11分


【メッキ技能士直伝】JIS記号でわかる!無電解ニッケルメッキの等級や用途
無電解ニッケルメッキはいまや多くの分野で効果を発揮する技術です。
工業分野で広く用いられる無電解ニッケルメッキは、さまざまな形で図面に表記されています。
図面内で表面処理法をじっくり見ることは少ないかもしれませんが、実はその部分を見ることで色々なことがわかります。
2024年2月14日読了時間: 11分


【メッキ技能士直伝】リンとホウ素で何が違う?無電解ニッケルホウ素メッキとは?
無電解ニッケルメッキには、大きく分けて「ニッケルリン(Ni-P)」と「ニッケルホウ素(Ni-B)」の2種類があります。一般的に広く知られているのはNi-Pですが、Ni-Bもまた独自の特性を持ち、用途によってはNi-P以上の性能を発揮することがあります。Ni-Bは高い硬度と優れた耐摩耗性を備えており、さらに熱処理後でも変色しにくいため、外観品質を求められる部品や長期的な安定性が必要な電子部品などに適しています。特に精密機器やデータ関連部品、半導体分野では、その特性を活かすことで信頼性向上につながります。一方、膜厚のコントロールや処理条件による性質変化も考慮する必要があります。本記事ではNi-Bメッキの特徴をNi-Pとの比較を交えて解説し、具体的な用途や導入のメリットを紹介しています。
2024年1月18日読了時間: 11分


【メッキ技能士直伝】無電解ニッケルメッキ(カニゼンメッキ)とは?特徴・メリット・用途をわかりやすく解説
一般的なニッケルメッキと無電解ニッケルメッキでは何か違いがあるのでしょうか?
本記事では、無電解ニッケルメッキならではのメリットや通常のニッケルメッキとの違いについてまとめてご紹介します。
また、さらに掘り下げて、無電解ニッケルメッキを活用する上での注意点などもご説明します。
2023年12月22日読了時間: 12分


【メッキ技能士直伝】表面処理技術の優れた進化、蒸着法の深掘りと応用分
株式会社コネクションは 蒸着法も対応可能です。 お気軽にお問い合わせください。 蒸着とは金属の試料を蒸発させて気化させた試料分子を基材の表面に堆積させ薄膜でコーティングする成膜方法です。 蒸着は気体中で皮膜形成を行うことから、ドライコーティングまたは乾式めっきとも呼ばれ、電...
2023年12月9日読了時間: 7分


【メッキ技能士直伝】無電解ニッケルめっき(カニゼンめっき)の色と変色、腐食対策とリスクを解説
無電解ニッケルメッキそのものの色や変色の対策について解説します。
さらに、耐食性の高い無電解ニッケルメッキでも起こりうる腐食のリスクについても、原因と対策を解説します。
2023年11月18日読了時間: 12分


【メッキ技能士直伝】黒色無電解ニッケルメッキ、黒色クロムメッキ、黒色アルマイトなど各種黒色メッキの特徴をご紹介
黒色メッキ皮膜は、反射防止性、光選択吸収性、熱伝導性などの特性を持つことからカメラ、分析器などの光学機器、光通信の伝送経路、太陽熱集熱器のコネクター、装飾品など広く利用されています。
広く利用されている黒色のメッキ皮膜には数多くの種類があります。
2023年11月7日読了時間: 9分


【メッキ技能士直伝】無電解ニッケルメッキの均一性を利用したさまざまな用途
鉄やアルミなどの表面処理の方法として、無電解ニッケルメッキがあります。
無電解ニッケルメッキの皮膜には、さまざまな特徴があります。
硬度や耐食性の良さがクローズアップされることもありますが、皮膜が均一に生成され、寸法精度に優れていることも重要な特徴です。
2023年10月15日読了時間: 12分


【メッキ技能士直伝】疎水性のフッ素樹脂を親水性に変える処理、ナトリウム処理をご存じでしょうか。
フッ素樹脂とは、フッ素原子を含む樹脂原料(プラスチック原料)の総称です。
PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、 PFA(パーフルオロアルコキシアルカン)などを含む9品種あり、耐熱性・滑り性・非粘着性・耐薬品性・低摩擦性・絶縁性に優た性質を同時に兼ね備えた樹脂材料です。
2023年10月14日読了時間: 9分


【メッキ技能士直伝】錫メッキの融点、皮膜硬度、メリットデメリットなど特性を解説
錫メッキの融点は231.9℃と低いため、ロウ付けやハンダ付け性に優れたメッキ皮膜です。他にもさまざまな分野で広く利用されている錫メッキ、この記事では、錫メッキの特徴や利点について詳しく説明します。
2023年9月26日読了時間: 6分


【メッキ技能士直伝】初めての無電解ニッケルメッキ依頼|図面の書き方・膜厚指定・JIS表記を解説
メッキメーカーに図面を出すときの図示方法にはさまざまありますが、メッキの表記方法はJISにも規定があるため、それに従うのはとても合理的な方法です。
そこで、本記事では無電解ニッケルメッキを依頼するときの図示法を、初めて依頼する人でも困らないように解説していきます
2023年9月14日読了時間: 12分


【メッキ技能士直伝】素材の魔法、工業用クロムメッキの薄膜技術の奥深い世界
株式会社コネクションは 工業用クロムめっき を行っています。お気軽にお問い合わせください。 部品や機械の耐磨耗性や耐食性の向上は、製品の寿命や性能を大幅に向上させることになります。 性能を向上させるためにさまざまな表面処理技術が開発されていますが、中でも工業用クロムメッキは...
2023年8月24日読了時間: 10分


【メッキ技能士直伝】無電解ニッケルメッキのメーカーの選び方を徹底伝授
電解ニッケルメッキの品質を形状、機能、環境と分けて、メーカー選びのポイントを考察してゆきます。なんといっても品質がものを言うメッキ。
メッキメーカー選びで悩んでいる方は参考にしてみてください。
2023年8月22日読了時間: 13分


【メッキ技能士直伝】金属表面を強化&美しく!メッキ加工の役割と方法まとめ
私たちの身の回りには、メッキ加工処理を経て製品化されているもので溢れています。決して主役になる技術ではないですが、メッキがなければ現在身の回りにある製品で、成立していないものも少なくありません。メッキ加工処理は分野でいうと、表面処理技術になります。
2023年8月16日読了時間: 13分


【メッキ技能士直伝】データセンターに欠かせないめっき技術 ― 耐食性・導電性・信頼性を支える役割
メッキ処理の役割は、母材の表面に新たな機能を付与し、製品の付加価値を高めることです。装飾や防食、耐摩耗性に加え、電気的機能も与えることが可能で、特に電子機器のノイズ問題に対する電磁波シールド技術が注目されています。無電解めっきによるシールドでは、筐体両面に銅めっきとニッケルめっきを施すことで高い遮蔽性能を確保できます。一方、電波透過めっき皮膜は、自動車のミリ波レーダーや通信機器の筐体に用いられ、非導電・薄膜・非磁性の皮膜を形成することで電波透過性を実現します。無電解ニッケルめっきでは、透明有機膜を前工程で施すことで微細クラックを作り、電波透過性を持たせることが可能です。これらの技術は、電子機器や自動車の安全性・信頼性を高める重要な役割を果たしています。
2023年8月2日読了時間: 8分


【メッキ技能士直伝】アルミニウム製品の耐久性を高める無電解ニッケルメッキの効果と活用法
アルミニウムは軽量で強度もあり幅広く利用されますが、柔らかいため表面が傷つきやすいという弱点があります。この問題を補うのが無電解ニッケルメッキです。無電解ニッケルメッキは電流を使わず、素材表面に均一なニッケル・リン合金の皮膜を形成する技術で、アルミニウム表面を硬化させ、耐摩耗性や耐食性を向上させます。低リンタイプではビッカース硬度700Hv程度まで高められ、さらに熱処理を施すことで900Hvまで硬度を上げることも可能です。薄膜のため重量増加はほとんどなく、アルミの軽量性を損なわず活用できます。自動車部品や精密機械など、接触や摩耗のある箇所に適用され、耐久性と機能性を両立させる表面処理として広く利用されています。見た目や変色防止には熱処理条件やメッキ液の工夫が重要です。
2023年7月20日読了時間: 12分


【めっき技能士直伝】装飾メッキの種類と特徴|金・銀・パラジウム・クロムの違いを解説
めっきは材料の表面に新しい機能を与え、付加価値を高める表面処理技術です。装飾品には金、銀、白金、ロジウム、パラジウムなどの貴金属やその合金を用いた装飾メッキが使用され、美しい色調や光沢を長期間保つことが可能です。金メッキは酸化されにくく、銅や銀との合金で多様な色を出せます。銀メッキは高反射率でLED反射板に利用されますが硫化による変色に注意が必要です。パラジウムメッキは硬く白く美しい見た目でメガネフレームやアクセサリーに適しており、化学的にも安定しています。貴金属以外ではクロムメッキが自動車外装・内装部品に使用され、下地メッキとして銅・ニッケルメッキを施した後に仕上げられます。三価クロムメッキは六価クロムに比べ皮膜純度が低く、黒っぽいシルバー色が特徴で、外装・内装部品に活用されています。装飾メッキは薄膜のため、研磨工程が光沢や仕上がりに大きく影響します。
2023年7月10日読了時間: 5分


【メッキ技能士直伝】銅メッキのポテンシャルと2つの大きな役割
銅は導電性や熱伝導性に優れた金属で、銅メッキはこれらの特性を活かす「機能メッキ」として利用されます。代表的な用途は二つあり、一つは導電性の付与です。電気を通しにくい素材や樹脂、セラミックスの表面に銅メッキを施すことで電気を通しやすくします。もう一つは下地メッキとしての利用です。銅メッキは鉄や亜鉛、マグネシウム合金などの素材に密着性が高く、上に行うニッケルメッキなどの本メッキを安定させ、耐食性や密着性を向上させる役割があります。さらに銅メッキは熱伝導性や抗菌性、電磁シールド性も持ち、調理器具や電子機器、ドアノブなど幅広い分野で活用されています。
2023年7月4日読了時間: 11分


【メッキ技能士直伝】知らなきゃ損!亜鉛メッキの防食効果と電気・溶融タイプの違いを徹底解説
亜鉛メッキは、鉄などの素材を腐食から守る防食技術として、私たちの身近な構造物やネジ、装飾品などで広く使われています。特徴的なのは犠牲防食で、亜鉛が先に腐食することで素材自体を長期間保護します。亜鉛メッキには電気亜鉛メッキと溶融亜鉛メッキの二種類があり、電気亜鉛メッキは精密部品や意匠性の高い部材に適し、均一で綿密な皮膜を形成できます。一方、溶融亜鉛メッキは厚い皮膜で高い耐食性を持ち、屋外の大型構造物に最適です。どちらも亜鉛の特性を活かし、長期間の耐久性と信頼性を提供します。
2023年6月12日読了時間: 12分


【メッキ技能士直伝】ビスマスメッキの利用でX線透過を効果的に防止! 優れた特性に注目
X線透過の制御は、医療機器や防護装置、科学研究などのさまざまな分野で重要な要素となっています。その中で、ビスマスメッキが高い効果を発揮しています。株式会社コネクションは、ビスマスメッキの優れた特性に注目し、X線透過防止のニーズに応えるソリューションを提供しています。
2023年6月6日読了時間: 3分

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