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銀メッキ
銀メッキの詳細
銀めっきは最大膜厚15μmまで処理実績がございます。
銀メッキは最も早期に工業化され、1840年にはElkington兄弟によるシアン化合物浴の特許が出願されています。
この背景には1836年のダニエル電池の実用化があり、これを機に金、銀、銅メッキなどの各種電気メッキ技術の実用化が進んだものと考えられます。
銀めっきの特徴
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電気伝導性に優れる。
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純度の高い金のめっき皮膜が得られる。
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皮膜が柔らかい(柔軟性がある)
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反射率が優れる。
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抗菌性に優れる。
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優れた潤滑性
【利用用途】
プリント基板
電子部品
半導体などに利用されています。
古くから装飾品、食器の表面処理に使用されてきました。(銀はこの時代の毒物である亜匕酸との接触により黒変することから、貴人の毒殺防止として銀および銀メッキ食器が使用されたとの説もあります。)
高い反射性を活かしたLED製品
LEDの光を効率よく照射するためにLEDには反射板(リフレクタ)が設けられています。
銀メッキは反射性に優れていることからLEDの反射板に銀メッキを施し照射の効率を高める事に利用されています。
抗菌性を活かした繊維への銀メッキ
銀の持つ抗菌性、導電性、電磁波シールド性を活かし繊維へ銀メッキを施しシールド性や抗菌性はもちろんですが、銀の導電性繊維はウェアルブル製品としての適用が注目されています。
その他でも心拍、心電などの生体データを測定する試みが始まっており多様な分野での適用が期待されています。
高周波特性に必要な銀メッキ
新しい通信方式である5G(5世代移動通信)ですが、チップセラミックコンデンサ、インダクタ、EMIシールドといった高周波向けの電子部品には高周波特性に優れた導電化処理が必要になるため、高周波に優れた銀メッキが有効です。
車載コネクターにも銀メッキ
コネクターには電子機器の電気接続のためには必要不可欠な部品です。
ハイブリットや電気自動車(EV)には電池やモーター、インバーターなどが搭載されており、これらの部品と高電圧機器を接続するために車載コネクターが必要となります。
耐熱性、耐摩耗性が要求されますので、耐熱性、耐摩耗性に優れ信頼性の高い銀メッキが有効です。


01
Q. コバール材に銀メッキは可能でしょうか?
A. コバール材への銀メッキ対応可能です。銀メッキには装飾用、工業用がございますが、弊社は工業用の銀メッキとなります。
02
Q. 銀メッキにピットが発生しておりますが、どんな事が原因として考えられますか?
A. ピットの原因は様々ですが、拡大鏡などで確認が必要となります。
丸いピットは油が原因、涙形状のピットはメッキ反応時の水素ガスが原因、ピットの中心に異物が存在する場合は異物が原因のピットとなります。
それぞれ対策が異なりますので、原因を確認する必要がございます。
03
Q. アルミニウム素材(A5052)に銀メッキを施したいのですが対応可能でしょうか?
膜厚は5μm以上が希望です。
A. アルミニウム素材への銀メッキですが、直接銀メッキを施す事ができませんので、下地にニッケルメッキを施してからの
銀メッキで宜しければ対応可能です。
下地のニッケルメッキは5μm程度、銀メッキ5μm以上も問題ございません。
04
Q. HPM1(快削性高硬度プリハードン鋼)に銀メッキ15μm処理可能であれば見積りをお願い致します。
A. 快削性高硬度プリハードン鋼に銀メッキの対応可能ですのでお見積りをさせて頂きます。

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