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【メッキ技能士直伝】多層メッキとは?構成・メリットと設計事例をわかりやすく解説
多層メッキとは、素材表面に複数の金属皮膜を積層させることで、単層メッキでは実現できない高機能化を図る表面処理技術です。
耐食性、耐摩耗性、導電性、装飾性など、各金属の特性を役割分担させることで、用途や使用環境に応じた最適な表面設計が可能となります。
代表的な設計例として、装飾性と高耐食性を両立するCu-Ni-Cr系多層メッキ、電気的接触信頼性を高めるNi-Au系多層メッキ、複雑形状への均一成膜と高硬度・摺動性を実現する無電解ニッケル系多層メッキなどがあります。
特にCu-Ni-Cr系で用いられるダブルニッケルやトリプルニッケル構成は、電位差を利用した犠牲防食効果により、極めて高い耐食性を発揮します。
多層メッキは処理時間やコストが増加する側面もありますが、要求性能を満たすための有効な表面処理手法として、幅広い分野で採用されています。
2025年12月17日読了時間: 17分


【メッキ技能士直伝】メッキと環境問題の関係を理解する:RoHS・REACH規制への対応と最新の代替技術
人類の技術は生活を豊かにしてきましたが、一方で化学物質の使用や資源消費により地球環境への負荷も増えています。これに対応するため、EUでは電気・電子機器の有害物質を規制するRoHS指令や、化学物質の安全性を管理するREACH規則が制定され、日本でもJ-MOSSや化審法、毒劇法などで化学物質の管理が行われています。特に水銀、六価クロム、鉛、カドミウムなどの重金属は神経系や腎臓、発育への影響があり厳重に規制されています。メッキ業界でも、従来の水銀アマルガム法や鉛メッキ、カドミウムメッキは廃止され、電解・無電解メッキや鉛フリー、三価クロムへの代替技術、シアンフリーメッキなどで対応しています。これにより、環境や作業者の安全性を確保しつつ、製品の耐久性や美観を維持する取り組みが進んでいます。
2025年11月19日読了時間: 13分


【めっき技能士直伝】表面処理の種類と特徴まとめ|メッキ・アルマイト・化成処理の目的と違い
金属や素材の表面処理は、製品の耐久性や機能、美観を向上させる重要な技術です。本記事では、代表的な表面処理であるメッキ・アルマイト・化成処理についてわかりやすく解説します。メッキは、金属素材の表面に薄い金属皮膜を付着させ、装飾性や耐食性、機能性を付与する方法で、電解メッキや無電解メッキ、物理蒸着法(PVD)、化学蒸着法(CVD)、溶融メッキなど様々な種類があります。アルマイト処理はアルミニウム素材の表面に酸化皮膜を生成し、耐食性や硬度を高めると同時に着色も可能です。化成処理は化学反応により薄い皮膜を形成し、塗装やメッキの密着性を向上させる低コストな方法です。各処理の特徴や用途を理解することで、素材や目的に最適な表面処理を選ぶことができます。本記事を参考に、製品の品質や寿命を高める表面処理の知識を身につけてください。
2025年10月18日読了時間: 16分


【メッキ技能士直伝】アルミニウムとアルミニウム合金の特徴・種類・用途と表面処理(アルマイト・メッキ)完全解説
アルミニウムは軽量で耐食性に優れ、スマートフォンの筐体やアルミサッシ、アルミ缶など、私たちの日常生活のあらゆる場面で使われています。純アルミニウムは軽く加工性に優れますが、強度を必要とする用途には銅やマグネシウム、亜鉛などを添加したアルミニウム合金が用いられます。合金の種類によって、強度や耐食性、加工性が異なり、自動車・航空機・建材・船舶・宇宙機器など、幅広い分野で活躍しています。また、アルミニウムはリサイクルが容易で、環境負荷の少ない素材としても注目されています。さらに、耐食性を高めるアルマイトやメッキなどの表面処理を施すことで、より長く安心して使用できる製品になります。株式会社コネクションでは、こうしたアルミニウムやアルミニウム合金の表面処理・メッキ加工を専門に取り扱っており、耐久性や機能性を向上させる最適な加工方法をご提案可能です。小ロットから量産まで対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
2025年9月14日読了時間: 14分

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