無電解ニッケルメッキ

 

アルミニウム 500mm×405mm t86mmまで処理可能です。

※他サイズに関しましてご相談ください。

無電解メッキとは化学メッキ(カニゼンメッキ:日本カニゼン様商標)ともよばれ、文字通り外部電源を用いることなく、化学的還元作用によりメッキ処理する方法です。

1946年Brennerによる研究を端緒に無電解ニッケルメッキが始まりました。    

外部電源を使用しないので電流分布の影響がなく、複雑な形状の部品に対しても均一な厚さのめっき皮膜が得られるため、寸法交差の厳しい製品に用いられます。

また、工業的に耐食性、耐摩耗性にも優れているため工業用めっきとして応用されています。 

ホスフィン酸ナトリウム(次亜リン酸ナトリウム)を還元剤とするめっきで、皮膜としてはニッケルと還元剤に含まれるリンが共析したニッケルーリン合金メッキ皮膜です。

 

弊社では半導体製造装置向け表面処理として無電解ニッケルメッキを施し、メッキ処理後精密洗浄(クリーンルームクラス1000)にて精密洗浄、梱包まで対応可能です。

無電解ニッケルメッキの詳細

無電解ニッケルメッキ(electroless plating)の皮膜はニッケルベースの皮膜に数%リンを含むニッケルーリン合金で、電気メッキで得られるニッケルメッキ皮膜に比べ硬い皮膜になります。

無電解ニッケルメッキ皮膜の硬度は析出状態でHV500前後ですが、300~400℃の熱処理を行うことでニッケルリン化合物(Ni3P)の析出硬化を起こし、最大硬さHV900~1000に達し、ステンレスの約4倍の硬さとなります。

無電解ニッケルの皮膜硬度は400℃付近で最高硬度に達し、そこから緩やかに皮膜硬度が下がっていきますが、500℃でも800HVと非常に硬い状態をキープすることが可能です。

無電解ニッケルメッキ(ニッケルリン合金メッキ)の引張強さ、内部応力、磁気特性および皮膜構造などはリンの含有率によって大きく変化し、延性は皮膜中の含リン率11%の時に1.5~2.0%の最大伸びが得られ、この含リン率からずれると伸び率は減少します。

皮膜の密度はリンの含有率の増加に従って密度は減少します。

リンの含有率が10%以上のニッケルリン合金メッキは非晶質となり磁性を示さなくなります。

外部電源を用いることなく化学的還元作用によりめっき処理する方法なので、めっき厚さ分布が均一で電気めっきのような局部的にめっきの膜厚が厚くなることがないため複雑な形状の部品にも均一な厚さのめっきができます。

その他の特性としまして以下の特性がございます。

 ①耐摩耗性に優れる。

 ②メッキ皮膜にピンホールが少ない。

 ③ハンダ付けが可能

【採用例】

精密機器(カメラ機構部品)

自動車部品(ブレーキ、ピストン、シリンダー、ボディなど)

電子部品(トランジスターキャップ、ベース、ハンダ付け用途、抵抗体)

事務機(複写機用ハブ、ローラ、シャフト)

化学装置(バルブ、コック類、容器)

樹脂成形機(金型、ダイス、スクリュー、粉砕機)

その他(食品、医療器部品、航空機)

弊社では半導体製造装置向け表面処理として無電解ニッケルメッキを施し、メッキ処理後精密洗浄(クリーンルームクラス1000)にて精密洗浄、梱包まで対応可能です。

無電解ニッケルメッキ(含リン率の違いによる皮膜特性)

 

​各温度で1時間熱処理後の無電解ニッケルメッキ硬さ

​無電解ニッケルメッキ実績事例

​処理サイズ・処理対応可能材質

アルミニウム実績サイズ 500mm×405mm t86mmまで処理実績がございます。

※可能なサイズに関しましてはお気軽にご相談ください。

鉄、ステンレス、アルミニウム、銅・銅合金への処理実績がございます。その他の材料についてはご相談下さい。

製品の部分的なマスキング対応、研磨工程など対応可能です。

​無電解ニッケルメッキにつきましてご質問頂いた内容と回答をご紹介しております。

無電解ニッケルめっき等級及びめっきの最小厚さ(JIS H8645)

JIS H8615は鉄、鋼及び非鉄金属素地上に防食性、耐摩耗性などの目的で施した有効面の無電解ニッケル-リンめっきについて規定されています。

アルミニウム合金材には、実際に使用される目的によって数多くの種類があり、様々な特徴を有しています。

表面処理の実施にあたっては、使用するアルミニウム合金材の性質を理解しておく必要があります。

電気ニッケルメッキ

無電解ニッケルメッキ

ニッケルメッキと一言で言いましても大きく分けて2種類(電気ニッケルメッキ、無電解ニッケルメッキ)がございます。

実際何が違って目的に対してどちらを選んだらいいのか、どんな特性があるのかなどわかりにくいかと思います。

ニッケルメッキで比較される電気ニッケルメッキと無電解ニッケルメッキを比較してみました。

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