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リン酸マンガン

リューブライト(リン酸マンガン)

リューブライト(リン酸マンガン、リン酸亜鉛)詳細

RoHS規制対応(IEC62321分析結果)

リューブライト処理とは化学反応で処理する方法で、表面にマンガン、亜鉛、鉄などのリン酸塩が生成し、塗装との密着性を高める目的で使用されます。

主に塗装の下地として使われていますが、マンガンもしくは亜鉛の高温リン酸塩水溶液に浸漬し、鋼の表面に鉄およびマンガンか亜鉛のリン酸塩を処理したものです。

リューブライト皮膜の特徴​

リン酸塩処理が工業的に利用されるようになったのは1906年に英国にて開発されたリン酸鉄処理で、それから10年程でリン酸亜鉛処理、リン酸マンガン処理など次々に開発されました。

その後Parker兄弟がParker Rust Proof(PRP)社を成立し、第一次世界大戦の戦時需要を追い風にリン酸塩が広く処理されるようになった事で​リン酸塩処理が通称「パーカー処理」、「パーカーライジング」の名称で呼ばれるようになりました。

​弊社ではリン酸マンガン処理、リン酸亜鉛処理のどちらも対応可能です。

​得られる皮膜の色調は灰黒色でその厚さは5~50μm程度、結晶粒子が微細で緻密な表面ほど耐食性に優れていますが、ピンホールなど皮膜の欠陥が多い事が欠点です。

【採用例】

半導体製造装置(光学機器/画像認識)

精密機器(ボルト・ナット類/バネ/ガイドレール/ボールネジ/ヒータプレート/吸着板/冷却板)

自動車部品(ブレーキ、ピストン、シリンダー、ボディなど)

リン酸皮膜絶縁抵抗試験

直流 Weastone Bridgeによる。

​交流 1,000〜Bridgeに上り行う。

リン酸皮膜絶縁破壊試験

平円板(25mm​径)で試験片を挟み直流及び交流(50サイクル)で行う。

リン酸マンガン皮膜、リン酸亜鉛皮膜断面観察画像

リン酸マンガン皮膜、リン酸亜鉛皮膜断面観察画像

「リューブライト」施工後お客様からの声

リューブライト処理して頂いたシリンダーですが、おかげさまで調子良く動いております。 

施工前後でのパワーチェック等していないので何とも言えませんが、確実にフリクションが減り

全体的なトルクアップに繋がっていると思います。

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