銅メッキ処理
ステンレス(SUS) Φ170mm×60mmまで処理実績がございます。
※可能なサイズに関しましてはお気軽にご相談ください。
金属としての銅は赤い色調を持つ金属で電気伝導性、熱伝導性、展延性に優れた金属で容易に研磨することが可能です。
銅めっきは工業的用途と装飾的用途に分けることができます。
工業的用途にはプリント配線板、精密電鋳、印刷ロール、銅箔の製造、浸炭防止など幅広く利用されております。
装飾的用途にはニッケルメッキの下地めっきなどに利用されています。
銅めっきの詳細
電気めっきで得られる銅めっき皮膜は添加剤やめっき種類のなどにより異なりますが、皮膜硬度HV50~200程度です。
銅素材硬度が約HV50~100に対しめっき皮膜は約2倍の硬度となります。
外部電源を利用した処理のため、電流の集中しやすい製品の先端部、電流の届きにくい凹み部との電流の流れの差によりめっき膜厚にも差が発生するため、外部電源を利用しない無電解めっきに比べ均一電着性が劣りますが、外部電源を利用しない無電解めっきとは異なる多数のメリットがございます。
銅メッキ皮膜実用例
①下地めっき
Ni、Ni-Cr、Snなどの下地めっきに利用されています。
酸に溶解してしまう素材への下地めっきとしても利用されています。
②銅箔の製造
銅張積層板に使用される銅箔の製造にも利用されています。
③回路形成
電気(プリント配線板、誘導コイル)、電子回路(銅ダマシン)には伝導性と物性、レベリング性の良い銅メッキが利用されています。
④電鋳
導波管、スタンパ、部分塗装のマスク、ロケットノズルの製造、印刷機のローラーへの厚付めっきにも利用されています。
⑤浸炭防止
鉄合金機械部品を表面硬化する際、不要部分を銅メッキで被覆し露出部分を浸炭防止する目的で利用されます。
⑥熱伝導性
鉄鍋やステンレス鍋の底部に銅メッキをして熱伝導性を与える目的で利用されます。
処理対応可能材質
鉄、ステンレス、アルミニウム、銅・銅合金その他の金属材料、
樹脂材料についても下記のお問い合わせフォームから
お問い合わせ下さい。
製品の部分的なマスキング対応可能です。
研磨工程も対応可能です。
処理サイズ
ステンレス(SUS) Φ170mm×60mmまで処理実績がございます。
※可能なサイズに関しましてはお気軽にご相談ください。
銅メッキ皮膜の特性

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