めっき加工であなたの嬉しいを実現、アルミニウムはカラーの衣装を着せることができるんです。株式会社コネクション
- 2019年11月25日
- 読了時間: 3分
更新日:9月1日
アルミニウム製品をカラーの衣装で衣替えしたいなら、「着色アルマイト」がオススメです。
着色アルマイトは単なる塗装とは違い、金属感を残したまま色付けできるため、深みのある美しい色合いが得られるのが特徴です。他の方法では出せない独特の色調は、デザイン性の高い製品にも最適です。
アルマイト処理とは?
アルマイト(陽極酸化処理)とは、アルミニウムを陽極(+極)にして電解処理することで、表面に酸素を発生させ、アルミニウムと化学反応させる処理です。
この反応によって生成されるのが、酸化アルミニウム(Al₂O₃)という分厚い酸化皮膜です。
皮膜ができるイメージ
アルミニウムの表面に電流を流す
表面で酸素が発生
酸素がアルミニウムと反応し酸化皮膜が形成
皮膜が徐々に厚く安定して成長
アルマイト処理で得られる効果
アルマイト処理によって、アルミニウムは以下のような性能を持つようになります。
耐食性の向上:錆びにくくなる
耐摩耗性の向上:擦れや傷に強くなる
装飾性の向上:着色による美しい見た目
その他の機能付与:用途に応じたさまざまな表面特性
ポイント:皮膜は人工的に作られるため、非常に安定しており、長期間アルミニウムを保護します。

着色アルマイトのカラー例
アルマイト処理では、さまざまな色を表現できます。
シルバー系:アルミ本来の光沢を生かした高級感
ブラック系:重厚感やモダンな印象
ブルー系・レッド系・グリーン系:鮮やかでデザイン性の高い製品に最適
ゴールド系:装飾性の高いアクセサリーや部品に
ポイント:塗装とは違い、金属感を損なわずに色付けできるのが着色アルマイトの最大の魅力です。

用途別の活用法
着色アルマイトは、見た目だけでなく機能性も高いため、幅広い分野で活用されています。
建築・インテリア:手すりやフレーム、家具のアクセントカラー
電子機器・パソコン:軽量で耐久性のあるカバーや筐体
自動車・バイク部品:金属感を活かした装飾パーツ
アクセサリー・小物:金属の質感を残したオシャレな色付け
まとめ
着色アルマイトは、金属感を残した美しいカラー表現と耐久性や機能性の向上を同時に実現できる優れた表面処理です。
アルミニウム素材限定ではありますが、デザイン性と実用性を両立させたい場合には、非常に有効な手段といえます。

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