金メッキの始まりは
金は古来より金杯や装飾品として利用されており、紀元前1200年頃にはエジプトにおいて金箔の製造が始まったと言われています。
金メッキの特性
金メッキは耐食性に優れ、電気抵抗は銀の次に小さく、熱伝導も良好で高温でも使用できるなど、信頼性につながる優れた特性をもっていることと、さらにシリコンと共晶による接合が可能です。
ある時期までは工業用、装飾用の区分は厚さにより区分されていましたが、現在装飾用でも10μm程度の厚付が行われているので、極めて薄いもしくは、色調を重視するものが装飾用といえるほかは明瞭には区分できなくなりました。
純金めっきにて10μmの厚膜での対応が可能です!!
金メッキは非常に柔らかい
純金めっきは非常に柔らかく、柔軟性に優れたメッキです。
非常にやわらいメッキ皮膜ですので、メッキ後そのまま観賞用として飾って頂くにはいいのですが、商品として使用される場合、キズがつきやすいデリケートなめっき皮膜です。
純金メッキは電気特性など優れた点が多いのですが、摺動接点など擦れてしまうことが想定される場合、摩耗を少しでも抑えたいという事で金メッキを硬質の金メッキを選択頂く事で耐摩耗性を向上させる事が可能です。
株式会社コネクションでは硬質金めっき、軟質金めっきどちらも扱いがございますので、
お気軽にご相談ください。
硬質金メッキと軟質金メッキ比較
見た目は軟質金メッキ、硬質金メッキと遜色ありません。
硬質金メッキの皮膜硬度は軟質金メッキの2~2.5倍程の硬さになります。
その他の金色メッキ処理
硬質金めっきよりも硬い金色ということでチタンコート(金色)というメッキ皮膜もご用意
致しております。
こちらは名前の通り皮膜がチタンベースになりますので、金めっきという所からは外れたメッキ皮膜となります。
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【著者のプロフィール】
1996年、福井工業大学附属福井高等学校を卒業後、地元のメッキ専門業者に入社、製造部門を4年経験後に技術部門へ異動になり、携帯電話の部品へのメッキ処理の試作から量産立ち上げに携わる。
30歳を目前に転職し別のメッキ専門業者に首席研究員して入社。メッキ処理の新規開発や量産化、生産ラインの管理、ISO9001管理責任者などを担当。
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