
ノンクラック硬質クロムめっき
ノンクラック硬質クロムめっきの詳細
ノンクラック硬質クロムめっきの特徴
※他社のノンクラック硬質クロムめっきとは膜厚と皮膜硬度が違います。
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アルミニウム、鉄系、銅合金、チタンなどに対応可能。(その他材料はご相談ください)
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純度の高いクロムのめっき皮膜が得られる。
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非磁性のめっき皮膜が得られる。
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変色しずらく色調が維持される。
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耐食性(防錆性)に優れる。
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耐熱性に優れる。
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薄膜(数μm)〜厚膜(数百μm)まで処理対応可能
液晶フィルムなどに皮膜の欠陥が転写される事を課題にされていませんか?
液晶フィルムなどにめっき皮膜の欠陥が転写されてしまうなどの課題をお持ちの方は、ノンクラック硬質クロムめっき(クラックレス・クラックフリー)により課題が解決できる可能があります。
硬質クロムめっき皮膜は通常であればめっき皮膜に無数のクラック(割れ)が発生しています。
例えば液晶フィルムなどを製造する際のロールなどではこのクラックが製造された液晶フィルムに転写される可能性があるため、クロムめっき表面にクラックなどの欠陥がないものが求められます。
硬質クロムめっきを施したシャフトで、クロムめっきの剥がるなど問題はありませんか?
硬質クロムめっきの剥がれが発生し、皮膜を解析した所クラック(皮膜に割れ)が発生しているなどございませんか?
硬質クロムめっき皮膜の剥がれの原因はクラックが原因かもしれません。
ノンクラック硬質クロムめっき(クラックフリー・クラックレス)は皮膜にクラックが発生致しません。ノンクラック硬質クロムめっきを施す事でめっきの剥がれに対する課題が解決できる可能性があります。
断面観察
一般的な硬質クロム断面

ノンクラック硬質クロム断面

ノンクラック硬質クロムめっき開発の目的
クロムめっきの割れが皮膜物性に与える影響として、成形フィルムへの転写、皮膜の剥がれ、耐食性の低下が挙げられます。クロムめっき皮膜にクラックが存在することで、腐食因子が毛細管現象により割れ目に浸透し、素材の腐食を引き起こします。
めっき皮膜にクラックが無ければこのような現象は起こらないため、クロムめっきの割れやピンホールを無くした
ノンクラック硬質クロムを開発しました。
ノンクラック硬質クロムめっき皮膜硬度
硬質クロムめっきと言えばやはり皮膜の硬さが大きな特徴ではないでしょうか?
世の中にも実はクラックのないクロムめっきは存在しております。弊社との違いは何と言っても硬さです。
一般的なクラックフリーのクロムめっきの皮膜硬度HV500〜600程度
ノンクラック硬質クロムめっきの皮膜硬度HV750〜850程度ですので、日本工業規格(JIS H8615)をクリアした内容で対応可能です。
純チタンやチタン合金の部品で焼き付き(摩耗性)など困っていませんか?
純チタンやチタン合金は同種金属と焼付きを起こしやすく、摩耗性が劣るという欠点があります。
純チタン、チタン合金に硬質クロムめっきの対応可能です。
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