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【メッキ技能士直伝】耐摩耗性と美しさを両立するアルマイト処理の魅力

更新日:7月2日

アルマイト(陽極酸化処理)は、アルミニウムやその合金を陽極(+極)で電解処理することで人工的に酸化皮膜(Al2O3)を生成させる表面処理です。


日本が誇る世界的な技術で、電解液の種類・濃度・温度・電流密度などの電解条件などでシルバー、ゴールド、黒など色の表現(発色・着色)や、表面を硬くすることでアルミニウムの耐食性、耐摩耗性、装飾性を向上させるために広く利用されています。


■INDEX■



 

1.前処理

アルミニウムの表面を洗浄し、油や汚れを取り除きます。これにより、酸化皮膜の形成に妨げがなくなります。


2.アルマイト処理

洗浄されたアルミニウムを陽極として電解液に浸します。通常は硫酸を主成分とする酸性の電解液を使用しますが、種々の電解液があります。


陽極に印加された電圧により、アルミニウム表面に酸化皮膜(アルマイト皮膜)が生成します。この皮膜は微細な孔を含み、これが後の染色や封孔処理に役立ちます。


3.染色処理 

酸化皮膜が形成された後、色を付けるために染料を使用することがあります。この染色工程により、アルマイト処理されたアルミニウムはさまざまな色合いに着色されます。


4.封孔処理

染色後、酸化皮膜の表面の微細な孔を封じるための処理が行われることがあります。これにより、耐食性や耐摩耗性がさらに向上します。


アルマイト処理は、耐食性や耐摩耗性を求められるパーツや製品の表面を保護し、また装飾的な目的で利用されることがあります。例えば、自動車部品、航空機の構造部品、家電製品などに広く使用されています。



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【著者のプロフィール】

代表取締役

1996年、福井工業大学附属福井高等学校を卒業後、地元のメッキ専門業者に入社、製造部門を4年経験後に技術部門へ異動になり、携帯電話の部品へのメッキ処理の試作から量産立ち上げに携わる。

30歳を目前に転職し別のメッキ専門業者に首席研究員して入社。メッキ処理の新規開発や量産化、生産ラインの管理、ISO9001管理責任者などを担当。




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