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めっき加工であなたの嬉しいを実現、メッキ処理って何のためにどのように処理するのか?株式会社コネクション

メッキ処理、一般的に言葉は知られていますが、いまいち何をしているのか?

何でメッキが必要なのか?塗装とは何が違うのか?など基本的な事ですが知られていないメッキ処理ですが何のためにどのように処理を行うのでしょうか?


メッキ処理は何のために行うのでしょうか??

鉄は素地のままではすぐに腐食され、赤いサビが発生してしまいます。

そして長い間、そのままにして置くと、この腐食は表面から次第に内部へと深まり、その表面は、ボロボロになり、ついには、元の形が見る影もない程になります。


鉄だけでなく他の金属、例えば銅、黄銅やアルミニウムなどの金属も表面に酸化物ができ、

変色したり腐食したりします。

これらの金属の表面をいつまでも美しく保つために、サビや変色に強い金属の薄い皮膜をその上にかぶせることを「メッキ」と言います。


メッキ処理は、このようにあらゆる金属をサビから守るだけでなく、表面を美しくして製品

の価値を高めたり、表面をいろいろな色に着色することも可能で、さらに表面を硬くして磨耗を防いだり、磨耗したものをもとの寸法にすることもできます。


電機メッキ処理はどんなふうに行われるの?


メッキ処理の方法には、いろいろありますが最も代表的なものは「電気メッキ」です。

これは電気分解を応用して、メッキ液中に品物を入れ、電流を流してメッキする方法です。この電気メッキは最も用途が広く、処理工場の数も多くありますが、各工場によって取り扱っているメッキの種類(金メッキやニッケルクロムメッキなど)が異なります。


電気メッキ以外にはどんな方法があるの??


その他のメッキ法としては、電流を使わない無電解メッキ、溶融した金属の中へ品物を入れてめっきする溶融めっき、真空にした容器の中でメッキを行う真空メッキなどがあります。


一般にメッキや塗装のように品物の表面を加工することを「表面処理」といい、これらの工業を「表面処理工業」と呼ばれています。


メッキ処理は品物にメッキ加工を施すことによって金属製品の寿命が著しく伸び、資源を節約するのに大きく貢献しています。



メッキはいつからあるの?

メッキという言葉は、英語でなく純粋な日本語です。

漢字では鍍金と書くが、当用漢字に鍍の字がないので、現在では「めっき」と書くのが正しいですが、カタカナのメッキの方を一般的に多く使われておりますので、弊社ではあえてメッキと表現しております。


約1千年前の古書には「滅金」すなわち「めっきん」を語源とし、これが「めっき」に転じてきたものであるとあります。

「滅金」は同時に同じ意味で、「鍍金」「塗金」などという言葉でも用いられてきましたが、近世以後はむしろ「鍍金」が主流となり、これを同じように「めっき」と読ませるようになりました。


さらにそれより以後西洋技術の導入によって「電気鍍金」あるいは「電鍍」という言葉も用いられるようになり、このような表現による書物も多く出ていますが、現在ではいずれも同じ意味の「めっき」に違いはありません。


古来のメッキは仏像、仏具などへのメッキが主であったが、さらに時代が進むと刀剣、武具などのかざりや雑貨類のかざりとして用いられるようになってきました。

しかしこれまではいずれも金・銀などの焼付けメッキが行なわれたにすぎませんでした。


日本で初めてメッキを行ったのは?


それでは日本で初めて電気めっきを行ったのは誰か?

それは鹿児島の藩主島津薩摩守斉彬(なりあきら)である。島津藩主は、安政元年に日本最初の軍艦昇平丸を建造し、日の丸の旗をかかげた人として有名ですが、桜島湾の沿岸に西洋流の新工場を建設し、製鉄を始め、いろいろな工業製品を作りました。そして、鎧や兜の金具に金、銀の電気メッキを施したのが日本で始めてのメッキと言われています。


現在のような電気めっきはガルバニ・メッキという名前でわが国に導入されました。

明治以降、金・銀・銅のほかニッケル・鉄・黄銅・青銅などのメッキが行なわれるようになり、美術装飾メッキから次第に実用メッキへの道を歩み、ついに今日の隆盛を見るに至りました。


電気メッキ技術としては、西欧ではすでに19 世紀中頃から金・銀・銅のようなメッキが

盛んに行われていましたが、ニッケルメッキは1870 年頃から、亜鉛メッキ・黄銅メッキは1900年頃から、クロムメッキは1920 年頃から、カドミウムメッキは1924 年頃から行われるようになりました。


そのほかタングステン・モリブデンメッキは1922 年頃から始まり、1934 年にはレニウム

メッキが発表されました。

また鉛やすずメッキも古くから研究され、ロジウム・白金・イリジウム・パラジウムメッキも行なわれるようになりました。


特に第二次大戦後のメッキ技術の進歩は著しく、各種光沢剤による光沢メッキの進歩、

高能率浴の開発、電流波形の変化によるメッキ効果の向上、化学メッキ法の普及、メッキ

設備の自動化など以前は出来ないような内容も出来るようになっております。



めっきに関するお問い合わせやご質問などございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい。



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