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【メッキ技能士直伝】一般的なめっき処理工程を各種金属事にご紹介。

更新日:6月4日





金属が部品として機械的化工などを経て造り出された瞬間から、その表面には汚れが生成付着します。これらの汚れは一般的に有機物、無機物もしくはこれらの混合物質からなっているもので、不均一な厚さで金属の表面を覆っている場合が大部分です。

したがって、メッキの前処理とはこれらメッキの障害を与える付着生成物を完全に除去する必要がございます。


汚れには各種の油や酸化物など様ざなで、汚れを完全に除去することは極めて難しいのですが、これらを各社工夫を凝らし処理を行っております。


単に前処理と言いましても各種金属によって工程が異なりますので、一般的な金属並びに一般的な工程をご紹介させて頂きます。


(1)低炭素鋼

①溶剤脱脂→ ②浸漬脱脂→ ③水洗→ ④電解脱脂(陰または陽極) → ⑤水洗→

→ ⑥酸洗→ ⑦水洗→ ⑧電解脱脂(陽極) → ⑨水洗→ ⑩酸中和→ ⑪水洗→

→ めっき


(2)高炭素鋼

①ショットブラスト等の機械的処理→ ②溶剤脱脂→ ③浸漬脱脂→ ④水洗→

→ ⑤電解脱脂(陽極) → ⑥水洗→ ⑦酸洗→ ⑧水洗→ ⑨スマット除去→

→ ⑩水洗→ ⑪陽極電解洗浄→ ⑫水洗→ めっき


(3)銅および銅合金

①浸漬脱脂→ ②水洗→ ③電解脱脂(陰極) → ④水洗→

→ ⑤酸浸漬(硫酸5~10%または塩酸10~20%、3~15 秒) → ⑥水洗→ めっき


(4)亜鉛ダイカスト

①脱脂(溶剤または浸漬脱脂) → ②水洗→ ③電解脱脂(陽極) → ④水洗→

→ ⑤酸浸漬(硫酸0.25~0.5%、室温、25~45 秒) → ⑥水洗→ ⑦シアン化銅ストライク→

→ めっき


(5)アルミニウム

①浸漬脱脂→ ②水洗→ ③酸浸漬(硝酸50%、室温、30~60 秒) → ④水洗→

→ ⑤ジンケート処理→ ⑥水洗→ ⑦シアン化銅ストライク→ めっき


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【著者のプロフィール】

代表取締役

1996年、福井工業大学附属福井高等学校を卒業後、地元のメッキ専門業者に入社、製造部門を4年経験後に技術部門へ異動になり、携帯電話の部品へのメッキ処理の試作から量産立ち上げに携わる。

30歳を目前に転職し別のメッキ専門業者に首席研究員して入社。メッキ処理の新規開発や量産化、生産ラインの管理、ISO9001管理責任者などを担当。





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​無電解ニッケルめっき、テフロン無電解複合めっきなど
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