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第9節 メッキだけではなく後処理も重要なんです。

【後処理の目的】

後処理はメッキの仕上工程です。

いくらメッキが良くできても後処理を慎重に行わないと、しみ、変色、割れ、膨れ等の不良が後で発生します。


後処理の目的はこれらの事故を防止するため、水、溶剤、活性剤などによる完全洗浄、乾燥、熱処理、水素ぜい性の除去、変色防止、防食の他、着色、仕上研摩等によりメッキ後の表面を美化したり精度を上げることです。


水洗

製品に付着した処理液を完全に水と置換し、次の工程の処理液に混入しないようにする重要な工程です。

最近では超純水の使用も行なわれています。


クロメート処理

変色防止等のためにクロメート処理を行います。

クロメート処理には、浸漬クロメートと電解クロメートに大別されます。

浸漬クロメートはメッキした品物をクロメート液中に漬け、その後水洗し乾燥する方法です。耐食性、変色防止性では電解クロメートに比べ劣りますが、方法が単純である程度の効果を得られるため、亜鉛メッキやニッケルメッキや各種合金メッキ後の変色防止のため広く行われています。


電解クロメート処理

電解クロメート処理は、クロム酸イオンを含む溶液中で通電し、より耐食性の高い皮膜を得

る方法です。しかしながらバレルでメッキする様な小物類には不適な処理方法となります。


金属の着色

金属素材の表面に、硫化物や酸化物皮膜を人為的に形成させ、それ以上の酸化、または硫化を抑制し、安定した皮膜を金属表面に与える方法です。

金属着色法は金属素地との化学反応であるので、同じ金属でもその素地に含まれる金属の比率によって、同じ処理をしても色調が大きく異なる点にご注意下さい。


乾燥

(1)熱風乾燥

ラックによるメッキ処理に主として使用され、通常メッキラインに組み込まれたトンネル状の乾燥機にラックに製品を保持した状態のまま乾燥機に入り、内部で熱い空気を品物に吹き付け、水分をとる方法です。

簡単な方法ですが、温風の吹き出し角度、前行程の湯洗・水洗水の汚れに注意をしないと乾燥染みが出やすいという特徴があります。


(2)遠心脱水乾燥

バレルメッキで処理する小物を乾燥するのに優れた乾燥方法です。

一度に大量に処理ができ、乾燥時間も速い。また同時に、脱水機上部より温風を送風したり、ヒーターを付けて遠心力と加熱によりいっそう乾燥しやすくする手段がとられていますが、変形しやすい品物やキズがついてはいけない品物には不向きな方法です。




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