top of page

パラジウムニッケルメッキ処理
パラジウムは融点1555℃、密度12.16g/cm3、ビッカース硬度HV250~400、面心立方構造の貴金属であり、熱的および化学的な安定性に優れています。
20~50mass%のニッケルを合金化することにより、硬く展延性に優れ、尚且ピンホールなどの欠陥が少ない耐食性に優れためっき皮膜が得られます。
パラジウムニッケル合金メッキ(Pd 70% : Ni 30%)
ニッケルがアレルゲンとしてEU諸国で規制される前までは、時計やメガネフレームへの白色仕上げ用装飾用途に多用されていました。現在でも硬質金めっきの代替として電気接点などへの表面処理に用いられています。
めっき皮膜の合金組成はPdイオン、Niイオン濃度、浴温、電流密度、PHに依存することからこれらの適切な管理が必要です。
皮膜硬度
純Pdめっき・・・HV250~300
Pd-Niめっき・・・HV330~380
実績膜厚
実績最大膜厚5μm
白銀色の外観で、電気伝導性、低接触抵抗、
耐食性が優れています。
処理可能素材
ステンレス、鉄、銅、銀、洋白、チタン
その他の材質につきましてはご相談下さい。
お電話でのお問い合せ
受付時間:9:00〜18:00
各分野のめっき処理に精通した担当者が強力にサポートお急ぎの方はお電話下さい。お電話に出られない場合がありますが、留守番電話に御社名とお名前を残していただければ、こちらから折り返しご連絡させて頂きます。
bottom of page