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第32節 後処理でも密着性を改善



密着性改善のために、メッキ直後に加熱処理(ベーキング)が行われています。


【素材別の無電解ニッケルメッキ密着性向上のための熱処理温度】

  1. 鉄系:210℃

  2. 銅系:190℃

  3. アルミ系:160℃


鉄上への無電解ニッケルメッキでは、その界面にFe とNi の相互拡散層が形成されることにより、密着性が改善されています。


チタン素材上へのメッキの皮膜構成と加熱処理

チタン素材上へのメッキ処理では、前処理としてブラスト処理等の機械的前処理、混酸によるピックリングやエッチング処理が必要です。

銅ストライクメッキ及びニッケルメッキ後に、加熱処理が不可欠です。



セラミックスやプラスチック上へのメッキでも密着性に及ぼす加熱処理の効果が期待されています。


この加熱処理は、界面に存在する格子欠陥の除去や内部応力の緩和や、素材とメッキ皮膜の界面への適当な反応層の形成効果を有するものと考えられています。




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