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第19節 クロムメッキの発展



超硬質クロムメッキ

クロム酸にシュウ酸および硫酸アンモンを添加した浴から、Cr-C系の超硬質クロムメッキが得られ、同じ様な皮膜がクロム酸一硫酸浴にギ酸を添加した浴からも得られています。

これらの皮膜は電析時にはアモルファス構造ですが、熱処理により硬化し最大HV1800程度まで硬さが増加するのが特徴です。


また、この皮膜は高温での硬さが高い(600度で約HV1000が維持される)ので、粉末冶金用金型やプラスチックの成型用スクリュー、自動車エンジン部品、ガラス成型用金型などに利用され成果を上げています。


一般的な硬質クロムメッキの場合、析出時が最大硬度で熱を加える事で皮膜硬度が低下してしまいます。


三価クロムメッキ浴

三価クロムメッキ浴は現在装飾用として実用化されていますが、硬質クロムメッキとしては実用化の一歩手前という段階です。

この皮膜はメッキ液中に有機カルボン酸等を含むため皮膜中に炭素が取り込まれるため、熱硬化性を有し、超硬質クロムメッキと同じような特性を示すのが特徴です。

このメッキ浴が実用化されると、環境対策の立場から急速に普及するものと思われます。最近の報告によれば、3価クロムメッキ浴は分散メッキにも適しており、アルミナや炭化珪素等の微粒子を多量に共析させることが可能であり、耐摩耗性に優れた分散メッキが得られています。


また、クロム酸をアルコールで三価クロムに還元した浴から100μm以上の硬質クロムめっきが得られたとの報告もあります。


クロムメッキの表面に窒素を打ち込んで超硬質の窒化クロムを形成する試みや、PVDによりTiCやTiNの皮膜を硬質クロムメッキ上施すなども可能です。





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