硬質クロムメッキとは
銀白色でかたく、さびにくい金属クロム(元素記号Cr) をメッキ皮膜の材料として使用したメッキ処理となります。
金属クロムも非常に硬い金属なのですが、メッキ皮膜としてクロムメッキを行う方が金属クロムよりも硬くなるんです。
金属クロムよりもめっき皮膜のクロムの方が硬くなる。
めっき皮膜の硬度は冶金学的に得られたものより硬くなることが知られています。
硬化の原因として析出金属の結晶粒子の微細化や、吸蔵水素、格子歪などが挙げられます。
光沢メッキ皮膜が無光沢より一般に硬いのは、光沢剤の添加によりメッキ皮膜の結晶粒が微細化されるためであり、クロムめっき皮膜から水素を除去すると硬さが大幅に低下することなどからも裏付けられていますが、硬化の詳細なメカニズムについてはまだ十分に解明されていません。
硬質金属は耐摩耗性に優れているため、硬質クロムめっきは機械部品等に多用されています。
硬質クロムめっきは機能性だけじゃない
点火プラグの先端のみめっき処理を施しました。
硬質クロムめっき(工業用クロムめっき)10μm+バフ研磨で仕上げを行っております。
外観も綺麗なうえに非常に皮膜も硬く(HV1000程度)、耐摩耗性にも強いめっきです。
小さなものから大きなものまで処理対応可能ですのでお気軽にご相談ください。
めっきに関するお問い合わせやご質問などございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい。
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