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めっき技能士が教える。めっき処理皮膜は金属ですが、柔軟性のある柔らかいメッキ皮膜もあるんです。

めっきとは?

めっきは、表面処理の一種で、金属または非金属の材料の表面に金属の薄膜を被覆することです。


メッキ皮膜硬度

メッキ皮膜の硬度は冶金学的に得られたものより硬くなることが知られています。

硬化の原因として析出金属の結晶粒子の微細化や、吸蔵水素、格子歪などが挙げられます。


光沢メッキ皮膜が無光沢より一般に硬いのは、光沢剤の添加によりメッキ皮膜の結晶粒が微細化されるためであり、クロムメッキ皮膜から水素を除去すると硬さが大幅に低下することなどからも裏付けられていますが、硬化の詳細なメカニズムについてはまだ十分に解明されていません。


硬質金属は耐摩耗性に優れているため、硬質メッキは機械部品等に多用されています。

硬質メッキとして最も多く用いられているのは、硬質クロムメッキで硬質クロムメッキを専業とする工場もありますが、硬質クロムメッキ皮膜でも耐摩耗性を確保するのが困難なケースも増えており、さらに高度の性能が要求されることが増えつつあります。


一般にメッキ皮膜は硬くなる事で色んな人分野に利用されておりますが、実は柔らかい柔軟性のあるメッキ皮膜もあるんです。


今日はそのメッキ処理を行うことで柔軟性を特性として持たせる事ができることを

ご紹介させて頂きます。


柔軟なメッキ皮膜とは



柔軟性と表現させて頂いておりますが、金属メッキなのですが、非常に柔らかく、

手でも曲げることができるようなメッキ皮膜になります。


まとめ

一般的に硬い皮膜は脆い特性が多く、メッキ皮膜が割れやすい、折れやすいなど硬い皮膜ならではのデメリットがあります。

このデメリットを緩和するために柔らかいメッキ皮膜がございます。

柔らかい(柔軟性)という用途でメッキ皮膜を選択頂く事が少なく、一般的にあまり知られておりませんが、手で曲げることのできる程柔らかい金属をメッキ皮膜として使用頂き、耐衝撃性・成形品の傷つけ防止などの目的に使って頂いております。


硬いメッキはもちろんですが、柔らかい皮膜が必要でしたらお気軽にご相談ください。



めっきに関するお問い合わせやご質問などございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい。



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 株式会社コネクション

 

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