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メッキ処理はこんな用途で使われています。

メッキ処理はこんな所で使われています。

メッキは主に表面を美しくする装飾的な用途や素地金属をサビから守る防食的な用途に用いられていましたが、近年電子部品などへのメッキのように機能的な用途のメッキが増加してきました。


【装飾メッキにはこんなメッキ】


装飾メッキ

装飾メッキとしては、銅-ニッケル-クロムメッキ、二重(W)ニッケル-クロムメッキなどが自動車、自転車、オートバイなどに施されていましたが、素材の変更、塗装の採用などの因子で装飾メッキの加工量が大幅な減少傾向にありますが、要望の多様化により、新しい外観の合金メッキなどが用いられるようになってきました。



【錆止めなど耐食性が必要な場合のメッキにはこんなメッキ】



防食的な用途に用いられるメッキとしては亜鉛メッキが代表的なメッキです。亜鉛メッキに求められる耐食性は益々厳しくなり、光沢クロメート処理よりも耐食性の優れている有色クロメート処理やクロメート後にトップコートを施して耐食性をより一層高めた処理が利用されるようになってきました。


最近では自動車用のメッキの耐食性がさらに厳しくなったため、クロメートやトップコートだけでなく、亜鉛-鉄合金メッキ、亜鉛-ニッケル合金メッキ、すず-亜鉛合金メッキなどの合金メッキなど耐食性を向上させるために用いられはじめています。


【その他の機能性メッキにはこんなメッキ】



耐摩耗性や摺動部品、印刷ロールなどには工業用クロムメッキが利用されており磨耗の厳しい部品に耐磨耗性を向上させるために施されています。


その他電子部品のメッキには金メッキやスズメッキなどが利用されております。

また近年の情報産業のめざましい発展に伴い電子部品の需要が増大している。特にパソ

コンや携帯電話の普及はめざましく今後これら電子部品関連の機能的なめっき用途が多様

化し拡大し日本の表面処理産業の中心となって行くと思われます。



装飾メッキの現状と今後

装飾用メッキは、日用雑貨品から音響部品、自動車外装品、自動車部品、室内インテリア、照明器具、装身具などあらゆる生活分野の製品に適用されています。

製品の使用目的や使用環境は様々であり、要求された装飾上の特性(高級感・金属感・汚染防止・耐食性・光反射性など)も千差万別です。

従って、使用されているメッキの種類も多く、またメッキの方法にもいろいろな工夫がなされ特殊な場合を除き、それぞれ単独でメッキされることはまれで、下地メッキと組み合わせて用いられています。


現在、装飾用メッキで幅広く使われているメッキ方法は、金属、プラスチック素地上に銅メッキ→ニッケルメッキ→クロムメッキ、あるいはニッケルメッキ→クロムメッキを施す多層メッキ方法であり、装飾用メッキの主流を占めています。

一昔前までは、装飾クロムメッキが施された製品の大半は鏡面光沢のある外観に仕上げられ、当時メッキ製品と言えばキラキラ、ピカピカの“光り物”というイメージが強く、素地も仕上げ研磨(光沢)され、下地ニッケルメッキも光沢のあるメッキが用いられていました。


ところが、最近ではライフスタイルの多様化により、ユーザーは製品に感性を求めるようになり、装飾用メッキに対し多彩な外観(光沢度・模様)と多種の色調が要望され始めており、ギラギラの光沢より、落ち着いた外観が、そして単一のクロム色より、黒色や渋い中間色が好まれるように変化してきています。


そこで素地を加工したり、特殊なニッケルメッキを下地のニッケルメッキに使用することで対応し、外観の模様は梨地調(つや消し)、ビロード調、パール調など非常に多彩な表面状態が得られるようになりました。

また、従来のメッキ法では、色調はあくまでクロム色単一なため、最近、次々と工業化された各種の合金メッキがクロムメッキに代わって仕上げメッキに適用され、今までにない新しい色調を付与しようとする試みが行われています。


このように、各種の素地加工、種々の下地ニッケルメッキの使用、仕上げメッキへの合

金メッキの適用などにより、製品は、外観・色調とも非常に多様化しています。

一方で、金色仕上げのメッキとして、金メッキや銅-亜鉛合金メッキ(黄銅メッキ)が、

装飾クロムメッキと並んで以前から広く用いられてきました。


金メッキや黄銅メッキは、従来も今もメッキの方法やメッキの種類に大きな変化はなく、さん然と輝く黄金色はいつの時代にあっても魅力的なものであり、今後も用途に応じ広く使用されていくものと思われます。

装飾用メッキには一風変わったメッキ方法もあり、たとえば、古美(こび)仕上げと呼ばれ、銅メッキや黄銅メッキなどに黒色の濃淡のぼかしを付与し、独特の色調を出す方法

があります。



古美メッキ


装飾用メッキは消費者ニーズの多様化とあいまって、今後ますます多様化するであろうし、印刷技術や電着塗装技術など、他の表面処理技術との複合化・高度化が図られ、利用

はさらに大きく広がっていくと思われます。




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