金は古来より金杯や装飾品として利用されており、紀元前1200年頃にはエジプトにおいて金箔の製造が始まったと言われています。

金の元素記号Auはラテン語のaurmに由来し、こがね、くがね、黄金とも呼ばれます。
金の産出量は年に3000トンが供給されている事から地下埋蔵量は約7万トンと予想されています。この事から地下資源の70%程掘り出してしまっていると考えられています。
金は化学的に反応性が低く、普通の酸やアルカリに対し耐性があります。
このため、空気中では美しい輝きを保ち、高価な宝飾品に古来より現在に至るまで利用されています。
金は銀、銅、ニッケルなどの金属と合金化する性質があり、それらの合金が腐食に強いことや、電気伝導性に優れるなどの特性を得ることができる事から、貨幣、歯科、医療、接点、半導体などの加工分野で広く利用されています。
金メッキの歴史
金めっきは古くから仏像などに施されていましたが、水銀を用いたアマルガム法により行われたものでした。
電気めっきは1800年頃にボルタ電池を利用して行ったのが初めてとされています。
JIS規格では金めっきは金含有率が99.9%以上の電気めっき、金合金めっきは金含有率が58.5%以上99.9%未満の電気めっきと区分されています。
金メッキの種類
一般に軟質である純度の高い純金めっきは軟質金めっき、硬度の高い金の合金めっきは硬質金めっきと呼ばれています。
金メッキの特徴
耐食性に優れている
経時変化による接触抵抗値の変化が少ない
はんだ付け性に優れている
ボンディング性に優れている
導電性がよい
金メッキの特徴である耐食性・導電性・意匠性や半田付け性、ボンディング性などの機能性をアルミニウム素材や鉄系材料、銅合金など様々な材料に付与することができます。
金属材料に限らずセラミックスや樹脂材料への金メッキも対応致しておりますので
お気軽にご相談下さい。
純金めっき(軟質金)の厚付メッキも対応可能です。

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