アルミニウム及びその合金へのメッキ処理を行う場合の前処理ですが、
一般的な金属(鉄素材、銅素材)などと同じ様な前処理では素材であるアルミニウムが
溶解してしまい、メッキ処理を施すどころではない無残な姿になってしまいます。
これはアルミニウム素材が両性金属(酸性にもアルカリ性にも弱い)性質のため、
酸性の処理液やアルカリ性の処理液を使えないためです。
ただこんなアルミニウムですが、酸性では硝酸には強い特性があり、
酸を使う場合ですとこの硝酸を使用することは可能です。
【前処理の工程】
脱脂 → エッチング(表面粗化) → スマット除去(デスマット) → 続く
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