柔軟性

一般的に硬い皮膜は脆い特性が多く、メッキ皮膜が割れやすい、折れやすいなど硬い皮膜ならではのデメリットがあります。

このデメリットを緩和するために柔らかいメッキ皮膜がございます。

あまり柔らかい(柔軟性)という用途でメッキ皮膜を選択頂く事が少なく、一般的にあまり知られておりませんが、手で曲げることのできる程柔らかい金属をメッキ皮膜として使用頂き、耐衝撃性・成形品の傷つけ防止などの目的に使って頂いております。

具体的にどのくらい柔らかいかと言いますと、布で擦っただけでも傷が付くくらい柔らかく、デリケートな皮膜になります。

そのため、通常は扱いづらいメッキ皮膜になりますが、裏を返せば相手を傷つけない材料となり、半導体関連やハードディスク関連など検査や運搬中に製品側に傷が付くことを避けたい場合に有効です。

 
​【柔軟性有効なメッキ処理】
スズメッキ

 

スズは銀白色の金属で軟らかく展延性に優れたメッキ皮膜です。

​皮膜硬度も光沢皮膜で約HV50と非常に柔らかく、柔軟性のあるメッキ皮膜です。

金メッキ

 

金メッキは主に意匠目的(デザイン性)で使用される事が多い処理です。

​メッキ皮膜の硬さはHV60~90程度の柔らかく、耐食性・電気導電性に優れた皮膜になります。

​銅メッキ

 

電気めっきで得られる銅めっき皮膜HV50~200程度でニッケルメッキやクロムメッキの下地に使われ、外部からの耐衝撃性の緩和やメッキ皮膜の熱膨張緩和目的で使われます。

銀メッキ

銀メッキ皮膜はビッカース硬さ60~100と非常に柔らかく展延性に優れた金属で、金属中で最も優れた電気伝導率1.60μΩcm、熱伝導率427W/m・k(at25℃)を有します。

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