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防汚性・非粘着性
防汚性・非粘着性
防汚性とは汚れを防止する機能のことを言います。
汚れがつきにくく、汚れがついても簡単に除去する事ができます。
非粘着性を有するものとして、金属表面上が低表面エネルギーの表面物性を持っていなければなりません。
この目的には、粘着エネルギーの低いフッ素高分子:PTFEやフッ化黒鉛をニッケルメッキ浴に分散させ、共析させる複合メッキが有効です。
このメッキ表面が低表面エネルギーとなり、非粘着離型性の表面特性を持つものに改質されます。
プラスチック成形金型では、樹脂材料をキャビティ面に流し込み硬化させるため、型離れ性の良い表面処理が求められます。
硬質クロムメッキ(工業用クロムメッキ)は皮膜硬度が高く、耐熱性、耐食性が優れていることから古くから金型に適用されてきました。
しかし、エンジニアプラスチックの開発、成形温度の上昇における耐熱性、ハロゲンや添加剤などによる腐食などが課題となり、非粘着性、自己潤滑性の特性を有するフッ素高分子(テフロン)含有の無電解複合ニッケルメッキなどが使われるようになり、樹脂成形金型、金属プレス金型、押ダイスなどで適用されています。
【防汚性・非粘着性に有効なメッキ処理】
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